教員から転職

教員に向いてない人の特徴11選【向いてない場合の対処法も解説!!】

教員に向いてない人の特徴11選【向いてない場合の対処法も解説!!】

子どもをまとめられないし、叱るのも苦手。教師に向いてないのかな。

僕なんか校長先生から直接、「あなたは向いていない」と言われました…。

タケヒコ

教師に向いてないとしたら、どうすればいいの!?と思いますよね。

そんな先生方の疑問や悩みに応える記事です。
この記事でわかることは下記の通り。

この記事で分かること

  • 教員に向いてない人の特徴
  • 教員に向いてない場合の今後のキャリア戦略
  • 教員から教員以外へ転職活動する際の具体的手順

こんにちは、元小学校教員のタケヒコです。
教員としての経歴は下記の通り。

  • 学習塾の専任講師:1年
  • 公立小学校教員:9年

ただ、9年間の小学校教員時代には2度の休職も経験しています。
職場の人間関係や学級経営に悩み、メンタルダウンしてしまったんですね。

1度の休職では教員を諦められず、仕事に没頭し乗り切ってきました
校外で有志の勉強会に参加し、教育書を共著出版したこともあります。
教員の仕事への愛着は、人一倍強かったのではないかと。

だから私自身、「自分は教師に向いているか」を誰よりも考えてきました。

そんな経験を振り返って書いたので、現場で「自分は教員に向いてないかも?」とお悩みの先生に役立つ記事になっています。

結論、本記事に挙げた11要素が多く当てはまる人は「教員には向いていない」と言えます。
理由や具体例も交えて説明していますので、自分がどれくらい当てはまるか確認してみてください。

記事の後半では、「教員に向いてない」場合の具体的な対処法も詳しく書いています。
教員以外の仕事に転職するのも1つの選択になりますが、そのステップもまとめておきました。

なので、この記事を最後まで読めば自身の教員適性が分かり、その後の取るべき行動も見えてきます。

まずは、「教員に向いてない人の特徴11選」でご自身の適性をチェックしてみてください!

目次

教員に向いてない人の特徴11選【適性チェックしてみよう】

教員に向いてない人の特徴11選【適性チェックしてみよう】

一般的にどんな人が教員に向いてないのかな?

タケヒコ

次の11個のチェックリストで確認してみましょう!

  • 相手の立場で考えるのが苦手
  • 打たれ弱く、ストレス耐性が低い
  • 頑固であり、柔軟性に欠ける
  • 時間管理が得意ではない
  • すべて頑張ろうとしてしまう
  • 周りの助けを借りることができない
  • その場に応じて「演じる」ことが苦手
  • 事務的な仕事を正確にこなすのが苦手
  • ピンチの時に落ち着いて対応できない
  • いわゆる「HSP」傾向が強い
  • 自己犠牲を伴う働き方に疑問を感じる

以上のうち、4つ以上当てはまる人は、教員にあまり向いていないかもしれません。

1項目ずつ、なぜ向いていないか理由や具体例を詳しく解説しています。
自分の場合はどうか、確認してみてくださいね。

①相手の立場で考えるのが苦手

常に相手の立場で考えよう、という心がけのない人に教員は向きません。
自分の立場から見えるものだけでは、良い指導はできないからです。

たとえば、宿題を忘れがちな子の背景を教師が本気で理解しようとすることで、家庭の問題や本人の特性(発達障害など)が見えてくることもあります。

「宿題を忘れる=だらしない」と決めつけてしまうような相手の立場で共感的に理解しようとしない人は教員に向いていないかもしれません。

②打たれ弱く、ストレス耐性が低い

打たれ弱い、ストレスに弱い自覚がある人も教員には向いていないかと…。
なぜなら、教員仕事はストレス要因が多いから。

  • 子どものトラブルへの対応
  • 保護者対応(モンスターペアレント含む)
  • 長時間労働や休日出勤 など…

ときに保護者から理不尽な要求を受けることもあり、メンタル弱めの人にはキツい環境です。

タケヒコ

私も電話口で泣かされたことがありました…辛かった…

③頑固であり、柔軟性に欠ける

頑固な人、柔軟ではない人は学校現場で苦労します。
というのも子どもは日々変化するし、教育界自体の変化もあるから。

たとえば昔は、板書をきれいに書き、たくさんノートを書かせるのが「よい教師」でした。

ただ、今はタブレットの導入や書字障害の子への配慮から、求められる指導も変わってきています。

こういう時代の変化に即応できないと、教員としてやっていくのは難しいでしょう。

④時間管理が得意ではない

あなたも日々実感されていると思うのですが、教員の仕事は目が回るほど忙しいですよね。
授業時間の中でしっかり「教え切る」ことはもちろん、職員室に居られる時間も限られています。
いかに効率的にタスクをこなせるかが退勤時間に直結します。

実際、職員室でいつも退勤が早い先生、遅い先生は固定化していませんか。
時間にルーズな先生は退勤が遅く、家庭とのバランスも取れないケースが多いです。

プログラミングや外国語など、今も学校では新しく「教えるべきこと」が導入され続けています。
"働き方改革"の具体的な進展が見えないなか、時間管理が得意でない先生は、増える業務量の中でますます疲弊していくでしょう。

⑤すべて頑張ろうとしてしまう

教員は仕事にメリハリがつけられないと自分の首をしめるかも。
長時間労働に陥ってしまうリスクが高いです。

たとえば、新人教師なら1時間授業のために1時間くらい授業準備してしまうのは普通。
経験がないので、それくらいかかってしまうんですよね…。

ところが、小学校なら多くの学年が6時間授業。
単純計算では、「明日の授業のために、今日の授業準備は6時間必要」となります。
授業準備以外にもたくさん仕事があるし…、難しいですよね。

ここで、「ムリだな…一部の授業以外は手を抜こう。」と考えられる先生は大丈夫。

問題は、そのようにメリハリをつけられず、気合で頑張ってしまう人。
そのような働き方は長続きせず、心身の不調につながってしまいます。

⑥周りの助けを借りることができない

自分だけで頑張ってしまって、周囲に「助けて」と言えないと教師の仕事は難しいです。
自分一人だけでできる仕事は、実際とても少ないからです。

子どもや保護者のことで問題があれば、何かあればすぐ学年主任や管理職に報告する。
そうすれば、周りがチームで自分を助けてくれます。

実際のところ、周囲に助けを求められないと児童トラブルや保護者対応は大きくなりやすいです。
そして状況が悪化したり、周囲の信頼を失ってしまったりする先生は少なくありません。

⑦その場に応じて「演じる」ことが苦手

教員として「演じる」ことが苦手だと、教室でけっこう苦労する場面が多いです。
教員って演じるべき場面が多いので。
昔から、「教師は役者たれ」という言葉もあるほどです。

教員は自身の喜怒哀楽の表現も使いこなしながら、子どもに指導することが求められます。
たとえば、良いことをすれば褒め、ダメなことは叱るのですね。

このように演じることができなかったり、負担だったりする教員はけっこう多いです。
私もかつてそうだったんですが、なんというか…、単純に疲れるんですよね…。

あと、優しい性格が災いして、まったく"叱れない"同僚の先生もいました。
そんな人は、もしかしたら教員が向いていないのかもしれません。

⑧事務的な仕事を正確にこなすのが苦手

教員の作業はけっこう事務作業が多く、不得意だと疲弊します。

  • 児童の出欠管理
  • 児童の提出物管理
  • 日常的な評価の記録
  • 保護者への連絡と記録
  • 教室の環境整備や備品管理
  • 生徒指導に関する記録の作成
  • 文科省や教育委員会の調査に回答

いろいろありますからね…。
そそっかしい人やタスク管理が苦手な人は、ストレスが溜まる環境と言えるでしょう。

⑨ピンチの時に落ち着いて対応できない

パニックになりやすい人も、教員には不向きかも…。
というのも、職員室やクラスでは日常的に「緊急事態」ともいえるできごとがあります。

  • 生徒間トラブル
  • 生徒が急にケガをした
  • 登校してるはずの子が登校していない
  • 保護者からクレームの電話がかかってきた
  • 下校中に在校生徒が不審者から声をかけられた など

本当に毎日のように、何かが起こるんですよね。
一瞬の判断の間違いで問題が深刻化したり、生徒に悪影響があったりします。

なので、ピンチの時の対応力は、教員を続けるためにどうしても必要になります。

⑩いわゆる「HSP」傾向が強い

HSPとは心理学用語で、「感情や刺激に敏感な人」を指します。
HSP関連の本もかつて、ベストセラーになりましたね。

HSPの人には、特に次のような特徴があると言われています。

  • 人の気分に左右される
  • 大きな音で不快になる
  • 忙しい日々の連続に耐えられない
  • 一度にたくさんのことを頼まれるとイライラする

これらは、ほんの一例ですが、教員の仕事環境では働きづらいだろうと想像できますね。

HSPの人は感性豊かで、それが教育者としてプラスになる部分も大いにあると思います。
ただ、教員生活の負担が辛すぎる…と感じる場合には、向いていないのかもしれません。

⑪自己犠牲を伴う働き方に疑問を感じる

語弊を恐れずにいえば、現代日本の学校教育は先生方の"自己犠牲"で成り立っています。
安すぎる残業代(教職調整額)のもとで働かされ続けているのが最大の証拠です。

通常、労働の対価として、見合った分だけのお金を頂くのが社会のルール。
教員はそのお金をもらえないけれど、教育への使命感で働いています。
これはまさに、社会のための"自己犠牲"です。

他にも、教員の回りでは自己犠牲のエピソードがたくさんあります。

  • 学校の勤務を優先して、わが子の入学式に参加できなかった先生
  • コロナに罹って高熱でも、替わりがいないからとオンライン授業し続けた先生
  • 保育園迎えで平日は定時で帰るけど、たまった仕事のために土日は学校にこもる先生

こういった働き方に違和感を感じる人は、教員に向いていないかも。

タケヒコ

私も教員のころ、これらの自己犠牲には納得できないモヤモヤがありました。

【あなたはいくつ?】4個以上当てはまると毎日がツラいかも…

以上、11個の「教員に向いていない人の特徴」をご紹介しました。

誰でも1,2個は当てはまるでしょう。
ただ、4個以上ある人は、毎日けっこうツラい思いをしている可能性が高いです。

では、教員が向いていないかも…と感じたとき、どんな戦略があるでしょうか。
次に「3つの戦略」としてまとめましたので、確認してみてください。

教員に向いてない人のサバイバル戦略【道は3つしか無い】

教員に向いてない人のサバイバル戦略【道は3つしか無い】

向いていない人の特徴、たくさん当てはまった…。

教員に向いていないとしたら、どうしたらいいの?

結論、3つの選択肢があります。

教員に向いてない人のサバイバル戦略

  • そのままにしておく(気にしない)
  • 自分が変わる
  • 仕事を変える

以下に1つずつ、見ていきましょう。

【戦略1】そのままにしておく(気にしない)

まず、現状維持という道があります。
というのも、先ほどの11個の特徴はあくまで一般的な「向いていない人の特徴」に過ぎません。

「5個当てはまるけど、現状とっても楽しく働いている」
「むしろ教員に向いているはずだ」

そんなふうに感じられる人は気にしなくてOK。
逆に、「2個しか当てはまらないけど、自分的にはモヤモヤしている」というような人は、この先も読んでみてください。

【戦略2】自分が変わる

今の状況がイヤだ、変えなければ…というとき。
まずは「自分は変わる」という方法があります。

ベストセラー『嫌われる勇気』でも有名になったアドラー心理学には、コントロールできない他者ではなく、自分が変えられる範囲で頑張ろうという考え方があります。

たとえば、あなた一人の力で、

  • 忙しすぎる職場環境を一変させる
  • 大人に強く反抗する癖のある子どもを指導する

これらの実現は難しいですが、

  • メリハリをつけて働く(ときには手を抜く)
  • 難しい子どもの指導では周りに助けてもらう

これならできそうですよね。

先に挙げた「すべて頑張ろうとしてしまう」とか「周りの助けを借りることができない」といった教員に向いていない性格は、努力次第で変えることもできるんです。

【戦略3】仕事を変える

とはいえ、人が変わるにはパワーが必要です。

特に、1,2項目ならすぐ改善できるかもしれませんが、もっとを一気に変えるのはかなり大変。
ストレス耐性やHSP傾向、働き方への疑問のように、変えること自体難しい要素もあるでしょう。

その場合は、転職も検討てみましょう。
なぜなら、世の中には18000種類以上の仕事があるから。

教員」という仕事に向いていなくても、大丈夫です。
他の17999種類の仕事から「向いている仕事」を探せばいいのです。

しかも、「向いてる仕事探し」は教員をやりながらできるので、リスクゼロ。
むしろ他の仕事を真剣に考えておかないと、いざ困ったときに動けなくて苦しむ危険があります。

タケヒコ

まさに私がそのパターンで、2回目に休職してからやっと、別の仕事を考え始めました。それまでは教員にこだわっていたんです。でも、休職中の転職活動は一般的によく思われませんし、体調的にもキツいですよ。

その状況は避けたいかも…。

とりあえず、この記事で転職の流れだけ先に掴んでおきましょう。
次に、3ステップでザックリまとめてみました。

教員から教員以外へ転職するための3ステップ【独学の場合】

教員から教員以外へ転職するための3ステップ【独学の場合】

そもそも教員から教員以外に転職できるんですか?

タケヒコ

できます!特に20代なら、かなりいろんな道が開けています!

そうか…僕はもう30代だから手遅れだ…

タケヒコ

私も30代後半で転職したから大丈夫。ただ1歳でも若い方が有利なのは事実。一番若い"今"、真剣に転職の流れを知っておきましょう。

教員の転職の流れは、3ステップです。

教員の転職3ステップ

  • 自己分析(「私は何ができるか」知る)
  • 業界分析や企業分析(「どんな人が欲しいか」知る)
  • 自分が向いてる企業の選考を受ける

図にすると、こんなかんじ。

アナタが得意なこと&会社もアナタを求めている」仕事を探しましょう。
そうすれば成果が出て評価されるし、自分も楽しいです。

【ステップ1】自己分析(「私は何ができるか」知る)

転職活動は自己分析から始まります。
自分を知らなければ、自分に合った仕事も分からず、選びようがないから。

教員が向いていない」だけでは転職の軸としては弱いのです。
それだけで転職活動すると"教員脱出"のみが目的になってしまいます。

すると、「脱出した先の仕事も向いていない」という悲劇もあり得る…。
うっかり、ブラック企業に入社してしまう可能性も…。
それは避けたいですよね。

教員が向いていない」なら、他のどんな仕事が向いているか。
自分にいくつも質問を投げかけましょう。

たとえば、こんなかんじ。

自分を知る質問例

― 強みを知る

  • 自分の得意なことは何か?
  • 人から褒めてもらった経験のあることは?
  • 努力しなくても継続できてしまうことって何?

― 価値観を知る

  • 自分が仕事で大切にしたいことは何?
  • 仕事でどんな瞬間にやりがいを感じる?
  • 教員の仕事で学んだことは何?

― 今の仕事への認識

  • 今の仕事で満足していない点は?
  • 逆に、今の仕事で「いいな」と思っている点は?

― 求めている環境

  • 理想的な勤務地や勤務時間帯は?
  • 残業してでも稼ぎたい?オフを充実させたい?

― 将来設計や展望

  • 将来的にどんなキャリアを進みたい?
  • どのようなスキルや経験を積んでいきたい?

上記の質問は一例ですが、一度は紙に書き出したり、PC入力したりして「言語化」しておきましょう。
自分の強みや「やりたいこと」が見えてくるし、転職活動の履歴書作成や面接の下準備にもなります。

タケヒコ

『世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方』という本もオススメ!実際に質問に答えながら読み進めるので時間はかかりますが、自分に向いてる仕事のヒントが得られます。

【ステップ2】業界分析や企業分析(「どんな人が欲しいか」知る)

自己分析して、自分の強みや希望が見えてきたら、業界・企業の分析です。
応募しても、企業があなたを求めていないと採用されないですよね。

そこで、このステップでは、それぞれの業界や業種、各企業がどんな人材を求めているのか調べましょう。

  • 転職可能な年齢
  • 異業種転職でも受け入れているか
  • 雇用形態(正社員スタート?契約社員から?)
  • 必要な事前学習や役に立つ資格はどんなものか
  • 業界内の各企業の立ち位置やアピールポイントは?

調べると、履歴書や面接で自分がアピールすべきことが見えてきます。

タケヒコ

ただ業界研究の書籍は新卒向けが多く、上記のような質問に網羅的に応えてくれるものがありません。なので、転職サイトや各企業ページで地道に調べる作業が必要になりますね。

【ステップ3】自分が向いてる企業の選考を受ける

ステップ1,2を通して、「アナタが得意なこと&会社もアナタを求めている」そんな仕事が見えてきます。

上の図でいうと、真ん中のエリアに入る業界や企業、職種が分かっている状態。
あとはその中でバシバシ応募して、選考を受けるのみです。

ただ同じ能力があっても、選考に「通りやすい人/そうでない人」に分かれるのも事実。

  • 履歴書(職務経歴書)の書き方
  • 面接での答え方(想定問答の準備含)
  • 年収や入社日など条件面の交渉の仕方

これらを知った上で、自身の活動に生かす必要があります。
履歴書、面接それぞれで1冊は対策本を読んだ上で準備しておきたいですね。

タケヒコ

個人差こそあれ、教員は書く力・話す力ともに高いはず。ただ、とにかく忙しいので、十分な対策時間を取ることが最重要です。

【注意】転職活動に挫折するワケ【教員に"独学転職"はムリがある】

うーん…やること多過ぎて、とてもできる気がしない(泣)

仕事で疲れて休日は寝てばかりの私に転職活動はムリかな…

タケヒコ

ちょっと待って!まで紹介したのは、あくまでも"独学"で転職する場合です。

今までに紹介した「転職3ステップ」と「やること」をまとめると次の通り。

転職3ステップ【独学の場合】

ステップ1:自己分析✓「自己分析本」などを活用しながら、自分の強みや希望を探る
ステップ2:業界分析や企業分析✓ 転職サイトや企業HPで募集要項を見て、条件に合致する職場を探す
ステップ3:自分が向いてる企業の選考を受ける✓「履歴書本」や「面接対策本」で準備して、各企業の選考を受ける

ただ実際に、この独学ルートで転職できる人はごく一部です。
なぜなら、"独学転職"には挫折ポイントがたくさんあるから。

独学転職の挫折ポイント

ステップ1:自己分析の落とし穴

  • 自己分析のゴールが見えない
  • 自分探しに夢中になって時間を浪費する
  • 自己分析のどこをもっと深掘りすべきか分からない
  • 自己分析がおかしい方向に進んでいても気づけない
  • 自己分析結果を具体的な転職活動にどう生かすか迷う

ステップ2:業界・企業分析の落とし穴

  • 自分で調べるので、良い業界や企業を見逃すかもしれない
  • 自分で調べるので、ブラック企業を引き当ててしまうかも
  • 自分で調べるので、思い込みから業界や企業に偏りが出る
  • 自分で調べるので、調べられる企業の数に限りがある
  • 条件のいい非公開求人にはアクセスできない

ステップ3:企業選考の落とし穴

  • 履歴書や想定問答作成のゴールが見えない
  • 選考に関する事前情報(傾向と対策など)が無い
  • 複数企業の選考を受ける際、スケジュール管理が大変
  • 選考に落ちても、落ちた理由が分からない
  • 採用されるとき、条件調整・交渉が大変

全ステップ共通

  • じっくり本を読んだり、一人で自己分析や履歴書作成、面接練習したりする時間が取れない
タケヒコ

独学転職するなら平日でも毎日1,2時間くらいは時間を確保したい…。

僕、23時に帰宅するんですよ。朝も5時起きだし、キツい…。

タケヒコ

だから実際に「転職するぞ!」と決意しても、ステップ1,2の途中で止まってしまう人も多いんです。うして時間が経てば、転職可能性は下がっていきます。とても、もったいない…。

教員が挫折せずに転職するなら転職エージェント【メリットだらけ】

教員が挫折せずに転職するなら転職エージェント【メリットだらけ】

独学転職がムリならどうすればいいの?

タケヒコ

結論、転職エージェントを賢く使うと、挫折ポイントを避けて転職活動が可能です。

転職エージェントとは、次のようなサービス。

転職エージェントとは

  • 転職したい個人と採用したい企業をつなぐ
  • 転職サイトと違って個々人にオーダーメイドのサービス

転職エージェントには、次のようなメリットがあります。

  • キャリアカウンセラーが高精度な自己分析サポート
  • 詳細な業界や企業情報の紹介(非公開求人もアリ)
  • 履歴書添削や模擬面接のサポートをしてくれる
  • 企業との交渉や条件調整を代行してくれる
  • これらのサービスが完全無料

時間が無い教員にこそ、向いているサービスといえます。
それぞれのメリットについて、以下にサクッと解説しますね。

【メリット1】キャリアカウンセラーが高精度な自己分析サポート

転職エージェントでは、プロのキャリアカウンセラーがあなたの自己分析を手伝ってくれます。
ただ面談するだけではなく、高精度な分析ツールを使いながら、あなたの強みや適職を細かく診断してくれますよ。

その結果をもらうだけでも、使う価値大アリです。

【メリット2】詳細な業界や企業情報の紹介(非公開求人もアリ)

転職エージェントは、各業界や企業の詳細な情報をもっています。
高精度な自己分析をした後、あなたに向いている業界や企業情報を提供してもらえます。

だから、1人で1企業ずつコツコツ調べるのに比べて、大幅に時短が可能です。
個人では知ることのできない非公開求人も案内してもらえるのもメリット。

【メリット3】履歴書添削や模擬面接のサポートをしてくれる

さらに、転職のプロが履歴書添削や面接サポートをしてくれます。

紹介実績のある企業については、エージェントが選考情報(面接でこんなことが聞かれる等)を教えてくれることも。
"独学"で転職活動する人に大きくリードを取ることができます。

【メリット4】企業との交渉や条件調整を代行してくれる

転職活動の場合、いざ内定が出るときに、年収や入社日などの条件調整が必要です。
エージェントを使っていれば、自分の正直な希望を伝えた上で、交渉を代行してもらえます。

転職者は1人だけだと、どうしても「採用してもらう」立場。
これから採用してもらう企業相手に、ちょっと細かい交渉はしづらいですよね…。

とはいえ、せっかく転職するなら良い条件で働きたいもの。
エージェントが間に入ってくれれば、安心です。

入社日交渉は大事

多くの教員は、4月1日の転職を目指すはず。ただ、転職市場では一般的に、「内定出たら1日でも早く入社して」というのが会社の希望なので揉めることも…。そこをエージェントに入ってもらえれば、「教員なので4月1日入社まで待って。」としっかり事情を伝えてもらえますよ。

【メリット5】これらのサービスが完全無料

これだけの充実したサービスを、無料で利用できます。
なぜなら、エージェントは転職者ではなく企業側からお金をもらう仕組みだから。

エージェントの仕組み

転職者が転職先企業に定着(勤続1年以上とか)した際に、成功報酬のような形で転職先企業がエージェントにお金を払います。それで転職者の給料が減ったりはしないので、心配ナシ。

正直、忙しい教員ほど、使わない手は無いと思います。
メリットが多いし、無料ですからね…。

次に教員向け転職エージェントのオススメを3つ挙げるので、参考にしてみてください。

デメリットはないの?

あえてデメリットを探すと、基本的には紹介してもらう企業群から応募していくので、転職サイトのように膨大な企業から自分で選び出す感」が無いことですかね…。ただ、膨大な企業があっても選びきれないし、ブラック企業も混じっているかもしれません。そう考えると、「自分で選び出す感」にこだわり過ぎなくてもいいかな、と。エージェントに「こんな企業も紹介して」とリクエストすることももちろん可能です。

教員向け転職エージェントのオススメ3選

教員向け転職エージェントのオススメ3選

転職エージェントかぁ…。無料ならアリかも!

でも、どの転職エージェントがいいの?それを探すヒマもない…

タケヒコ

大事な転職なので、大手にしとくのが安心。あとは、他にない強みのあるエージェントがいいですね。


結論、オススメの教員向け転職エージェントは次の3つ。

  • マイナビジョブ20's【20代特化の大手、29歳まで】
  • ウズキャリ【ブラック企業を排除、29歳まで】
  • DODA【超大手、幅広く紹介してもらえる】

<詳細記事はこちら>

気になるエージェントで無料相談すれば、まず自己分析から手伝ってもらえます。
適職診断の結果や紹介される業界・企業を見て、「あんまり…」と思ったら断ってもOK。

もちろん、そのまま転職活動を本格スタートしてもOK。自由です。

タケヒコ

どちらにしても行動することで見えるものがあります。今まで知らなかった自分自身や教員以外の仕事を知れれば、将来の選択肢が広がりますよ。

まとめ

まとめ

本記事のまとめです。

教員に向いていない人の特徴は次のとおり。

教員に向いていない人の特徴11選

  • 相手の立場で考えるのが苦手
  • 打たれ弱く、ストレス耐性が低い
  • 頑固であり、柔軟性に欠ける
  • 時間管理が得意ではない
  • すべて頑張ろうとしてしまう
  • 周りの助けを借りることができない
  • その場に応じて「演じる」ことが苦手
  • 事務的な仕事を正確にこなすのが苦手
  • ピンチの時に落ち着いて対応できない
  • いわゆる「HSP」傾向が強い
  • 自己犠牲を伴う働き方に疑問を感じる

4個以上当てはまる人や、教員の仕事に違和感を感じている人には、次の3つの選択肢があります。

教員に向いてない人のサバイバル戦略3選

  • そのままにしておく(気にしない)
  • 自分が変わる
  • 仕事を変える

転職する場合、次の3ステップを進むことで、自分に合った仕事や企業を目指せます。

教員の独学転職3ステップ

  • 自己分析(「私は何ができるか」知る)
  • 業界分析や企業分析(「どんな人が欲しいか」知る)
  • 自分が向いてる企業の選考を受ける

ただし、挫折しやすいので、メリットがたくさんある転職エージェントに登録して活動した方が賢いかなと。

転職エージェントを使うメリット

  • キャリアカウンセラーが高精度な自己分析サポート
  • 詳細な業界や企業情報の紹介(非公開求人もアリ)
  • 履歴書添削や模擬面接のサポートをしてくれる
  • 企業との交渉や条件調整を代行してくれる
  • これらのサービスが完全無料

以上です!

タケヒコ

この記事で参考になる部分があったなら、嬉しいです!

でも、それだけでは何も人生は変わりません。
なので今日から、行動しましょう。

動かなければ、何も変わりません。
「昨日」や「今日」と変わらない「明日」が待っているのみです。

特にあなたがもし教員に向いていないと思うなら、そして、他の「向いてる仕事」で楽しく働きたいなら"今すぐ"行動です。

この記事で紹介した「転職エージェント」は無料。
相談してみて、やっぱりやめとこ、でもダメージゼロです。

  • マイナビジョブ20's【20代特化の大手、29歳まで】
  • ウズキャリ【ブラック企業を排除、29歳まで】
  • DODA【超大手、幅広く紹介してもらえる】
タケヒコ

迷う気持ちがあるなら、一歩を踏み出してみて。行動しながら考えた方が、あとで後悔がありません。かつて、病休に入る前の私に伝えたいホンネです。

それでは、最後までお読み頂き、ありがとうございました!
あなたの明日が、楽しく充実したものになりますように。

これからも応援しています!

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